乳がんのしこりが見つかり、いよいよMRI検査へ。
でも、私はまったく恐怖感がなかった。
なぜなら、お客様や友人からMRIってどんな感じ?という話を何度か聞かせてもらっていたから。
「音が爆音すぎてびっくりするよ!」
「私は途中でパニックになりそうだった…!」
「意外とリラックスできたよ~」「おしっこ漏れるかと思ったけどそうじゃなかったよ!」
人によって感じ方が違うのが面白くて、
なんとなく雰囲気を知っていたから「怖い」より「どんなものか楽しみ」 という感覚のほうが強かった。
そして、実際にMRIを受けてみたら…
え、イヤホン意味ある!? 爆音すぎて笑っちゃうんだけど笑笑
MRIは、乳がん検査の場合 うつ伏せ で受ける。
おっぱいを専用の枠にはめ込むような形で横たわり、腕は上へ。そして、そのまま筒の中へと入る。
この瞬間、私はふと 過去の記憶 を思い出していた。
掃除用具入れに入れられたこと。
焼却炉の蓋が異常に重くて「もし間違えて中に入ったら出られないんじゃ…?」と妄想したこと。
妊娠5ヶ月のときに観覧車に乗り、「途中で降りたくなったらどうしよう?」とドキドキしたこと。渋滞の車中でおしっこしたくなったらどうしようと心配したこと。
私は、もしかすると少し閉所恐怖症なのかもしれないけど
でも、このMRIの筒の中は、思ったより明るくて、
「あ、大丈夫そう。」とすぐに思えた。
たくさん歳を重ねて痛みや不安を超えた経験があるからなのか、
「なんか起こっても大丈夫だろう」という変な自信がある。
横たわったら看護師さんがイアホンしてくれた。「音が大きいのでしておきますね」って
で、実際に検査が始まると…
「え、イヤホン、意味ある!?」
っていうレベルの 爆音!!!
ドリル工事? 爆発音? SF映画のエンジン音?
リズムもなんか妙に面白くて、最初は「おおお…なるほど…」って思ってたけど、
気づいたら、その音をBGMに うたた寝 していたよ。
今回、MRIが怖くなかったのは、
事前に色んな人のエピソードを聞いていたのと
「まあ、何があっても大丈夫」という変な自信があったのと 看護師さんの優しさが、恐怖を軽減してくれたからかなぁと思う。
看護師さんのちょっとした声かけや笑顔って、本当にありがたいなと思う。
私は、乳がん検査を受けることになったけど、
「検査が怖いから…」と不安を抱えている人に伝えたい。
MRIは怖くない。
音がうるさいだけで、寝てたら終わる笑
これからMRIを受ける人へ
「MRIの音は爆音」と思っておこう(イヤホンはあまり意味なし)
筒の中は意外と明るいから、閉所恐怖症の人も大丈夫かも!
もし不安があるなら、検査前に看護師さんに伝えると安心
「もしMRIを受けたことある人がいたら、どんな体験だったか教えてね!」
「これから受ける人は、意外と大丈夫だから安心してね!」

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