「よしよし、良い子良い子」に引いてる私の話。

「過去の自分を癒そう。よしよし、いーこいーこって、やさしく抱きしめてあげて。」

…スピリチュアルな世界ではよく聞く言葉だよね。私も、かつて信じてたし、そうしてあげようとしたこともある。でもあるとき、ふと思ったのさ。

「いや、それ…私、もう終わってんだけどな?」って(笑)

たしかに、苦しかったり、悲しかったり、自己否定したりしてた時期はあった。だけど、それはもう通過済みで、だからこそ今はちょっと斜に構えてたりもする。

痛みの記憶が、たまにふと顔を出すこともある。
でもそれって、未熟だからじゃなくて、まだ癒えてないからでもなくて。むしろ、ちゃんと生き抜いた証拠なんじゃないかなって最近は思ってる。

よしよし、ってされなくても、しなくても、私はちゃんとここまで来た。泣きながらでも、踏ん張って、歩いてきたさ。

だから今は、なでるんじゃなくて「よくやったよ私!」って讃えたい気分の方が大きい。

スピ系の言葉って、たしかに優しいし、耳障りはいい。でもちょっと押しが強いというか、空気読まんというか…
「あなたは光です」
「すべては愛です」
って言われてもさ、いや、今日は納豆こぼして凹んでるし。それよりティッシュ取って。って日もあるわけで(笑)

癒しって、なにかドラマティックな儀式じゃなくて、あれ?前ほど反応しなくなったなって、じわっと気づくような、静かな変化かもしれないよね。

むしろ「癒しましょう♡」って押しつけられると、うぅぅぅぅ、さっぶ、ってなるんだよね(笑)

あの頃の自分には「よくやったね」って言いたいし、今の自分には「なかなか粋じゃん」って笑いたい。明日の自分には、「引き続き、楽しんでこうぜ」って声かけたいな。

今日のイラスト イキがる。

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